<引用元:オースティン・ニュース Statesman 017.8.27>
グレッグ・アボット州知事は、大統領をはじめとするトランプ政権がハリケーン・ハービーに対して迅速な対応を行ったことに対して「Aプラス」の評価を与えた。
アボットは「クリス・ウォレスとFOXニュース・サンデー」の中で次のように語った。「大統領と何度か話しましたし、国土安全保障省長官や連邦緊急事態管理庁(FEMA)の幹部、保健福祉省のトム・プライス長官といった政権メンバーとも話しました。ホワイトハウスから連邦政府、FEMAまで全体が非常に協力してくれました」
アボットはトランプとの直接のやり取りについて、「実にプロフェッショナルなもので、大変有益でした」と話した。
「大統領は『知事、必要なものは何でも提供しよう』と言ってくれました」とアボットは語った。「そして、知事が大規模災害宣言を要請して許可されるまでの時間も最短のものでした。大統領が非常に迅速に私の災害宣言要請を許可してくれましたので、つまり、そのためにFEMAのあらゆるリソースをテキサスのために使うことができるということであり、今後数週間、数カ月の間もすべての被害から大規模な復旧をすることになりますので、その大部分がFEMAによって賄われることになるということです」
「ですから大統領とホワイトハウスがこの大災害にこのように対応してくれたことにとても感謝しています」とアボットは述べた。
ウォレスはアボットに、ガルフコーストが米国の原油生産の約五分の一と石油精製施設の約半分を担っていることに言及し、ハービーが製油にどのような影響を与えるか尋ねた。
「そのような企業の一部の幹部と話をしましたが、彼らはこのような問題の対処については非常に多くの経験を積んでいます」とアボットは話した。「ハリケーンや熱帯低気圧がガルフ地域を通過するのはしょっちゅうあることです。そのための準備も十分しています。そのためにしっかり備えて、素早く復旧できるようにしています」
「おそらく1週間か2週間の低迷となるでしょう」と知事は述べた。「しかし、準備はしてありましたし、迅速に回復するよう準備しています」
「私たちは1週間以上前からこの暴風雨が来ることが分かっていましたので、連邦の資産なのか、州の支援なのか、あるいは地方の資産なのかといったことを管理する事前配置を十分行うことができました」とアボットは語った。「準備という点では、今回ほど暴風雨に備えたことはありません」