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シャーロッツビル犠牲者の母、ネオナチと白人至上主義者を非難したトランプに感謝を表明

<引用元:デイリー・コーラー 2017.8.14>

バージニア州シャーロッツビルで32歳のパラリーガルが、白人至上主義者とされる人物に車で轢かれて亡くなった。犠牲者の母は、トランプ大統領がネオナチと白人至上主義者を非難したことに感謝の意を表した。

「トランプ大統領、慰めのお言葉をいただき、また暴力や憎悪を助長する人々を非難していただきありがとうございます」ヘザー・ヘイヤーの母スーザン・ブロが14日に声明を発表したのは、トランプが12日の暴力事件を非難した直後のことだった。


ヘイヤーは、オハイオ州出身のネオナチ支持者ジェームズ・A・フィールズの運転する車に轢かれた後亡くなった。

フィールズが、シャーロッツビルで開かれた「右派の団結」集会に反対するために集まった群衆に車で突進するところは動画に収められていた。

数千名の白人ナショナリストは、ロバート・E・リー南部連合国軍大将の像が撤去されることに抗議するためにシャーロッツビルに集まった。デモ行進中には、「右派の団結」参加者(中にはナチの制服を着る者も)と反ファシスト抗議団体の間で暴力行為があった。

フィールズは逮捕され、ヘイヤーに対する第2級殺人罪に問われている。他に少なくとも19名が負傷した。ジェフ・セッションズ司法長官は13日、事件に対してヘイト犯罪の容疑で捜査を開始した。また司法省は、抗議活動家を轢き殺すことを目的とした協力者や扇動者が他にいなかったか捜査している。

白人至上主義者とネオナチの集会がヘイヤーの死を招くことになったわけだが、トランプは直接白人至上主義者とネオナチの名前を挙げて非難しなかったとして批判を浴び、14日に声明を出した。トランプは12日、集会の「両者の」暴力を非難したことで批判を受けていた。

トランプは、14日にはより直接的な非難を表明した。

「二日前、若いアメリカ人女性ヘザー・ヘイヤーは不幸にも殺されました。本当に残念でなりません。ご遺族に私たちの思い、祈り、そして真心を送ります」とトランプは14日に話した。

「人種差別は悪です。そのために暴力を振るう者は犯罪者であり、悪党です。KKKも、ネオナチも、白人至上主義者も、他のヘイトグループも同様であり、アメリカ人としての価値観に完全に反しています」とトランプは続けて述べた。

またトランプは、バージニア州警察のジェイ・カレンとバーク・ベイツに対しても哀悼の意を表した。二人はシャーロッツビルの集会を監視するために乗っていたヘリコプターの墜落で亡くなった。

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