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アル・ゴアのナッシュビルの邸宅では一般的な米国家庭に比べて21倍のエネルギーが消費されている

<引用元:ワシントン・タイムズ 2017.8.2>

アル・ゴア元副大統領がテネシー州ナッシュビルに所有する10,070平方フィートの邸宅では、過去1年間でアメリカの平均的家庭の21倍以上のエネルギーが消費されていることが、ある調査結果によって判明している。

パブリックポリシーリサーチ・ナショナルセンター(自称、無党派の独立保守系シンクタンク)は、ナッシュビル・エレクトリック・サービス(NES・ゴア氏の自宅とナッシュビルのほぼ全域に電力を供給している公共電力会社)から入手したデータに基づいて報告書を発表している。それによると、高所得者の多いベル・ミードにあるゴア氏の20部屋の大邸宅の電力使用量は、過去12カ月で230,889キロワット時(kWh)であったというのだ。

アメリカエネルギー情報局によると、アメリカの平均的な家庭で使用される電力は年間10,812kWhであるので、そのおよそ21.4倍だ。

その報告書は、最初にデイリー・コーラーが取り上げており、ゴア氏の邸宅は2016年9月だけで「30,993kWhもの大量の電力を消費しており、全国の月平均の34倍以上にあたる」と報道されていた。

「ゴア家は1年で平方フィートあたり平均22.9kWh消費しているので、エナジー・バンガード社(エネルギーの効率的利用手法が専門)が作成した基準に照らせば『大食いの豚のようなエネルギー浪費家』に分類される」と報告書には書かれている。

またその報告書によると、ゴア氏の自宅に設置された33基のソーラーパネルは、この1年で消費した全エネルギーのわずか5.7パーセントしか供給していないとされている。ゴア氏はほとんどの電力をNESから得ており、その電力は石炭、原子力、そして天然ガスから生成されたものがほとんどであるということだ。

ゴア氏は2007年にグリーン化工事を行っていた。なぜなら、今回新たな調査報告書を作成したドリュー・ジョンソンが、当時ポリシーリサーチ・テネシーセンターの所長であったときに、ある報告書を発表したためだ。それは、映画「不都合な真実」の制作者で気候変動の先駆けである人物が自宅で年間220,000kWh以上の電力を使用していたことを暴露するものだった。リフォーム工事では、ソーラーパネルが設置され、窓を改良、そして高価な地熱暖房システムが設置された。

そして、その数字が正しければゴア氏の家の消費電力は、10年前に比べて1万kWh増加していることになる。

「アル・ゴアは、地球温暖化を熱狂的に布教したことで神話的な地位を獲得しました」と現在パブリックポリシーリサーチ全国センターの上級研究員となったジョンソン氏は、声明の中で述べた。「同時にゴアは、私生活ではその信念を果たそうとする姿勢をほとんど示していないのです。ゴアが自分で話していることを自分でも信じているかどうかすら疑問です」

2日に発表された調査結果には、サンフランシスコとテネシー州カーセッジにあるゴア氏の2つの別荘は含まれていない。

ゴア氏の新しいドキュメンタリー映画、「An Inconvenient Sequel: Truth to Power」は7月28日にプレミア公開された。アカデミー賞受賞ドキュメンタリー作品「An Inconvenient Truth(不都合な真実)」の続編だ。

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