ドナルド・トランプNEWS

トランプ粉砕のためのオバマの秘密工作=ディック・モリス

<引用元:ディック・モリス(FaceBookページ)2017.7.28

ディック・モリスについて:アメリカの政治評論家。かつてビル・クリントンの選挙コンサルタントを務めた。2011年以降は共和党支持。

(以下、モリス氏の発言の動画からの抜粋)

オバマは、ホワイトハウスかからおよそ2マイルの場所で秘密の作戦指令室を構えている。そこではまるで選挙中のように毎朝2回の電話会議が行われ、トランプ政権への妨害活動のための話し合いが行われている。

最近の取り組みは、トランプのオバマケア撤廃を妨害することだった。キャスリーン・セベリウス前保険福祉長官は議員に圧力を加えるためのバスツアーを行った。アンドリュー・スラビットは元メディケア・メディケイドサービスセンターの前所長だが、ツイッター上で医療保険に関する共和党議員の提案を非難し、炎上させるための活動を行っていた。

トランプが大統領選挙で勝利した数時間後には、POC(Protect Our Care)が設立され、オバマケア撤廃に反対する活動の中心となっていた。しかし、それはあくまでも表の活動であり、裏の活動としてトランプ政権に潜んだスパイが妨害のためのリークを行っている。

自分もリークの被害者であり、ステファノプロス(クリントン政権のホワイトハウス広報部長。現在ABCニュースキャスター)は自分をクビにするためにリークをし続けた。しかし、これらのリークは政府高官によるものであり、国家安全保障に関わるデータが大統領を潰すために使われている。

なぜそのようなことが可能かと言えば、トランプは政府内に自分の味方を配置できていないからだ。その原因は上院が人事の承認を遅らせているためだ。過半数の賛成であれば容易だったはずだが、オバマ時代に3分の2の票が必要なように変えられてしまった。

オバマ政権では就任半年後に206名が承認されたが、トランプの場合は55名しか承認されていない。そのため審議打ち切りオプションを使わざるを得ない。そして1,242の役職がまだ空席のままになっている。

オバマは各省庁内の自分の味方を、公務員の立場に再分類させることで、簡単に排除できないようにしてしまっていることが問題だ。何とかして排除できるかもしれないが、上位の役職を新たに任命しなければ、それを始めることもできない。それにはトランプ政権発足から1年以上かかるだろう。

民主党が任命を遅らせているのはそのためで、それによってリークが続き、メディアがスクープを報道するということになる。このような活動はすべて前述の指令室から指示されている。

これについては現在執筆中の本(Rogue Spooks: The Intelligence War on Donald Trump)の中で詳細に書くつもりだ。

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