コメディー俳優のティム・アレンは木曜日の夜「ジミー・キンメル・ライブ!」の中で、ハリウッドで自分の保守的な見方について黙っていなければならないことについてちょっとしたジョークを飛ばした。
アレン氏は、トランプ大統領の就任式に参加してからすぐに自分は民主党員と共和党員を身に行ったのだと言って参加の弁明をしようと務めたと語った。
「あなたを攻撃しませんよ」とキンメル氏はそのコメディアンに請け合った。
「この町で?」とアレン氏は答えた。「冗談じゃないよ。この辺りでは本当に気をつけないと。みんなが信じていることを信じないと殴られるんだ
「これは30年代のドイツみたいだ」と彼は言った。「何が起こった分からないな。そのグループに入らないと『私たちが信じていることが正しいんだ』(と言われて)まあ問題になるだろうね
「私はコメディアンだから両方の側に行くのさ」と彼は付け加えた。
アレン氏は、この選挙シーズンに懸念した問題の一つが政府の監視とグーグルやアマゾンのような企業による消費者のオンライン追跡だと語った。
「もし政府がグレーのセダンにカメラをつけて街を走ったら、みんなワシントンに行って暴動を起こすだろう」と彼は言った。「でもそれが白くて絵文字とグーグルのロゴが入った車なら『イエーイ!』と言って手を振るだろう!彼らは君たちの家の写真を撮っているのに!」
「この人たちは誰だ?私は家の屋根にFUと書いておきたかったよ」と彼は語った。
自分を「財政保守」と呼ぶそのコメディアンは、アマゾンは「私達のことを余りにも知りすぎている」と述べ、ウェブサイトが消費者の習性を追跡していると主張した。
アレン氏は、昨年の1月にクリントン家を「ヘルペス」にたとえて、2016年大統領選挙では共和党のオハイオ州知事であるジョン・ケーシックを推薦した。彼はトランプ大統領を公に推薦しなかったが、彼を支持する人を「いじめる」ハリウッドのリベラルに対して11月に声を上げた。
「ハリウッドで奇妙に思うのは、トランプは弱い者いじめをしているという理由でトランプが好きじゃないということだ」と当時のFOXニュース司会のメーガン・ケリーに語った。「しかし、トランプを支持していることを少しでもほのめかすと、そのせいでいじめを受けるんだ。だからそれは・・・自分にとってはちょっと偽善的に受け取れる。今度は人をいじめても良いと言うんだから」
1994年、同年内最高の興行成績を残したファミリー映画『サンタクローズ』で映画デビュー。サンタクロースをコミカルに演じ、ピープルズ・チョイス賞でコメディ映画主演男優賞を受賞した。1995年に大ヒットしたディズニー・ピクサーのアニメーション映画、『トイ・ストーリー』シリーズではバズ・ライトイヤーの声を担当し、トム・ハンクスと共演した。2010年には初監督作『Crazy on the Outside』が公開された。
作家としても活動しており、出版した本がベストセラーになる快挙も達成している。